「猫は腎臓病になりやすい」と言われる理由
猫を飼っていると、「猫は腎臓病になりやすい」という話を耳にすることがあります。
実際に、慢性腎臓病は特にシニア猫で多く見られる病気の一つです。
では、なぜ猫は腎臓病になりやすいのでしょうか?
実は、その理由には猫ならではの体のつくりが関係していると考えられます。
今回は、その理由をわかりやすくご紹介します。
理由①猫の祖先は乾燥した地域で暮らしていた
猫の祖先は、砂漠などの乾燥した地域で暮らしていました。
そのため、少ない水分でも生きられるよう、水を効率よく使う体へと進化したと考えられています。
理由②尿をギュッと濃くして水分を節約する
猫は体の水分を逃がさないために、濃い尿を作る能力に優れています。
これは、祖先が乾燥した環境で暮らしていた名残と考えられます。
この体のしくみは猫の特徴の一つですが、腎臓に負担がかかりやすい要因の一つとも考えられています。
理由③腎臓は一度傷つくと元に戻りにくい
腎臓は、一度ダメージを受けると元の状態まで回復することは難しい臓器です。
そのため、加齢などによって少しずつ負担が積み重なることで、慢性腎臓病につながることがあります。
理由④長生きする猫が増えたことも関係します
近年は、フードや獣医療の進歩により、猫の寿命は以前より長くなっています。
そのため、シニア期に多い慢性腎臓病と診断される猫も増えています。
これは、猫たちが長生きできるようになったからこそ見られる変化でもあります。
まとめ
猫が腎臓病になりやすいのは、体のつくりや加齢、長寿命化など、さまざまな要因が重なっているためと考えられます。
だからこそ、猫の体の特徴を知り、日頃から体調の変化を見守ることが大切です。
愛猫が元気に過ごせる時間を少しでも長くするために、猫の体について理解を深めていきましょう。
