「腎臓病」と聞くと不安になりますよね
健康診断や動物病院で「腎臓病の可能性があります」と言われると、
「治る病気なの?」
「これからどうすればいいの?」
と、不安になる飼い主様も多いのではないでしょうか。
今回は、猫の腎臓病について「治るのか、治らないのか」をわかりやすくご紹介します。
腎臓病には「急性」と「慢性」があります
実は、腎臓病には大きく分けて2つの種類があります。
急性腎障害
中毒や感染症などが原因で突然腎臓の働きが低下する病気です。
原因を取り除き、早期に適切な治療を行うことで回復が期待できる場合があります。
慢性腎臓病
加齢などさまざまな要因によって、時間をかけて少しずつ腎臓の働きが低下していく病気です。
一度傷ついた腎臓の組織は元の状態まで回復することが難しいため、現在のところ慢性腎臓病を完治させる治療法はありません。
「治らない」=何もできない、ではありません
慢性腎臓病は完治が難しい病気ですが、何もできないわけではありません。
療法食や水分管理、必要に応じた点滴、症状に合わせた治療、サプリメントなどを組み合わせることで、病気の進行をできるだけゆるやかにし、生活の質(QOL)の維持を目指します。
猫ちゃんの状態に合わせたケアを続けることで、診断後も穏やかな毎日を過ごしている猫ちゃんはたくさんいます。
早期発見が大切な理由
慢性腎臓病は早く見つけることで、治療やケアを始めるタイミングも早くなります。
その結果、病気の進行をゆるやかにできる可能性が高まり、愛猫が元気に過ごす時間を延ばせることもあります。
だからこそ、定期的な健康診断や日頃の体調チェックが大切です。
まとめ
猫の腎臓病には、回復が期待できる「急性腎障害」と、完治が難しい「慢性腎臓病」があります。
慢性腎臓病は治すことが難しくても、適切な治療やケアによって、穏やかな生活を続けられる可能性があります。
もし愛猫が腎臓病と診断されても、一人で抱え込まず、獣医師と相談しながらその子に合った治療やケアを続けていきましょう。
